お祭り日記 ビエンチャンにて




アジアを流れて 第4話 OCT. 1999


これは「ラオス同好会」に投稿されたカイムックさんの原稿を元に写真を追加して新たにhpとして製作したものです。 謝謝




10月25日(月)


 最近ビエンチャン市内でも毎日のように爆竹やロケット花火の音が聞こえるし、メコン河沿いにやたら屋台が出ていると思ったら、今日のオークパンサ(注1)に向けた盛り上がりだったのだ。

(注1)オークパンサ:雨季の間お寺にこもっていたお坊さんが10月の満月の日に外に出て来ること。・・なお、ラオスの国旗は日本の日の丸と似ているがこの丸は太陽ではなく満月なのである、ラオス人自身も”自分達は月の子”と言っている。


縁日そのものの人込

私も今日は早朝からシン(ラオスの女性がはく巻きスカート)を着てお寺に行き、ラオス人と共にタクバーツ(注2)をした。昼間は夜のロイカトゥーン(注3)のための灯ろうをバナナの葉で手作りした。
(注2)タクバーツ:托鉢のこと。お坊さんにカオニャオやお菓子などの食べ物やお金を供物する。勿論日本語の語源も仏教用語から来た言葉
(注3)ロイカトゥーン:灯ろう流しのこと。灯ろうは、ボウル型の器を花で飾りロウソクを立てたものが最もポピュラー。


懐かしい「たばこ落とし」 右はコップにボールにうまく入れと商品(コーラ)がもらえる・・



こちらはマッチ落とし プラスチック球の銃で落とす





日が暮れて満月が妖しい光を放つ頃メコン河に行き、古い悪い物を流し去るために灯ろうに自分の髪の先を少し切って入れ、願いごとをしながら水に流した(注4)。

(注4)ただし雨季終盤のメコン河は水量が多く危ないので、実際に泳いで水面に浮かべるのは小遣い稼ぎの子供。1個1,000kip程度。


去年と同様、堤防の上ではライヴバンドが爆音を発し、川沿いの道路は元旦の明治神宮のような人混みであった。それでも道端にズラーっと並んだおばちゃん達から買ったピンカイ(注5)とカオワーン(注6)は格別の美味しさであった。
(注5)ピンカイ:タレに漬け込んだチキンを炭火で焼いたもの。タイ語名;ガイヤーン。
(注6)カオラーン:竹筒にカオニャオを詰めて蒸し焼きにしたもの。白いものはココナッツと砂糖入り。赤いものは赤豆入り。ピンカイとセットで売られることが多く、両方とも普段も一部では売っているが、祭りごとの時は一斉に路端売りが増える。
・移動食料として便利でバスで移動すると必ず売りに来るし、また車内で食べるのに便利。


カオラーン 黒く見えるのが赤豆入り、
右下がココナッツ入



さとうキビ をモーターで絞ってジュースに


10月26日(火) ラオス祝日


 今日はヴィエンチャン最大のイベント、ボートレース!様々な団体が1チーム50人ほどもの大勢で1つのロングボートに乗り込み、練習の成果を発揮して息の合ったリズムで漕いで優勝を争う。テレビで見るのもいいけどやっぱり臨場感が違う。もう街中がお祭り騒ぎなので今日は仕事はお休みだったけど、来月のタート・ルアン祭(注7)までお祭りムードが続きそうだ。
(注7)タート・ルアン祭:ラオス最大の黄金の仏塔タート・ルアンを祭り、各地から人々がお参りに来る。今年は11月18日〜23日。






ボートは50人乗りでかなり長い



??・・26日は祝日であるが、その前後は実際公的な休みで無くても会社(職場、学校)を休んでしまうラオ人は多く、理由は?祭りで飲みすぎたから・・と日本的に考えると祭り前後は仕事にならない日々である。
( いあやー なんと言っても ここは ラオスだから・・・・・)