アジアを流れて



OCT 1999
ワンヴィエン へピクニック


ワンビエン はビエンチャンから北へ160km行った所でメコン河の支流ソン川に沿って石灰岩の岩峰があり「ラオスにある中国の小型桂林」との噂を聞いていた。
道は完全舗装との条件もあいまって、ちょうどビエンチャンから1日で往復できるとの距離でピクニック感覚で行けるというので日本から友達が来たのを機会に行ってみた。
彼はタイ人も連れてきたので合計5人、車はいわゆる1Box Carをチャターしたが料金は$100であった。(運転手+ガソリン込)

山道は険しくなく舗装もバッチリでゆったりとし快適がドライブである、途中数箇所いかにもラオスの山間の部落と集落を通過する。しかしその途中ではすれ違う車は10分に1台あるか、無いか・・・3:45分掛かって到着、思ったより遠い。



ソン川 ワンビエン




ウーン全く想像していた通りの景色である、実はオイラ本場中国の桂林に行ったことはないが多分この風景のもっと迫力ある大型版がきっと本場の桂林だろう、と、桂林ラオス支店の前に立って一人で勝手に想像する。

ソン川は今まで毎日見慣れた赤茶けたメコンと違い日本の川と同じ水がまさに水色である。
子供とか観光客の外人が地元の子供とイ一緒に水遊びをしている。遅めの昼食を川辺のラオ料理レストランで取るがタイ人に言わせればラオ料理はタイと似ているがタイ程辛く無い!との事で「モット辛くして!」とおばさんへ特別注文していた。
この店の隣は川辺にテラスを出した、小粋なリゾート型のホテルであった、
ちなみに1泊$30との事。


川辺では外人が地元の
子供と水遊びをしていた


向こう岸の石灰の山には無数の洞窟があるとの事で川を渡れば行けるし、タクシーもあるとの事で有名なタム・ジャム洞窟へ行くことにした。
川は水深50cmであまり深くなく従って渡し舟は底の浅い船でいかにも安定が悪く簡単にひっくり返りそうな構造であった。 川渡りの船賃は20円位である。
しかし川を渡ってみてビッックリ!川向こうで我々を待っていたワンビエンのタクシーとは!!何と 耕運機に荷台を付けてビニールシートで屋根を付けたワンヴィエン独特のただのリヤカーであった。



これが ワンビエンの 標準タクシーなのだ! (3km/20円)


当然ながらノロイ!亀の子タクシーは平均時速5km、

この亀の子タクシーから降りてまた田んぼ道を歩く、ドロンコ道あり、小川ありでまさに田舎道仕様100%、でその小川には時時橋が掛けられて居るのだが果たしてこれを橋と呼べるのかどうか? 竹が渡してあるが当然正解であろうが・・・




まー落ちたら一巻の終わりとも言うべき激流が下で待っているわけでも無いから良いような物の・・こんな道の連続でも「洞窟まで400m」等と道案内の看板が出ているのだからレッキとした観光コースのラオス標準道路である。

おまけにデコボコ道を避けたり、水溜まりでスピードを落とすものだから洞窟まで3kmの道のりに40分も掛かってしまった。 しかし耕運機が営業車 とは・・コリャー農家の観光客相手のアルバイト手っ取り早い現金収入への道か? と単純に思ったら実はこのような機種が採用されているにはそれなりのちゃんとした理由があったのだ。

洞窟までの途中に川幅10m位の小川があるが川には用の橋が無いので どうするか?と思ったらこのタクシーはいきなりそのまま川に突っ込んで行った、水深30-50cmの小川を横切るにはやはりロードクリアランス 50cmの水陸両用で大地をしっかりつかむ独特のタイヤ・・それにはやはり耕運機タクシーで無いとこの川はちょと渡れないのだ。
そーだ 思い出した、あのカリブ海の英国領バージンアイランド目的のホテルへ行こうとしたら「4WD以外通行禁止」の立て札があった事があった、あまりにも道が悪くて普通の2WDではスタックしてしまうのだ。 そんな条件でもそのホテルは逆に人が来ない静かな入り江にあるホテルとして旅を知り尽くした人に人気があったのだ。

タクシーから降りてこんな道をまだ1kmも歩かされるものだから洞窟に着くだけで1時間も掛かってしまった、が洞窟の入り口は角度30度位の岩山を30m位へばりついて登るらないとたどり着かない、も〜汗ダクダク・・・・たどり着いた洞窟の中は真っ暗でガイドのおじさんの懐中電灯だけが頼りである。 中に涅槃仏陀が祭られていたのは流石仏教国ラオスである。


涅槃で待つ・・