160m.疑惑のQSL

JA−FM 1st ever QSOとは?





私のお気に入りFM サンタアナのビーチ。






 「Hiroo こいつは一体どういう奴だ。」とマルティニーク/FMのN0.1DXer FM5WD/ルシアンに見せられた1枚のQSL card それは JA1GTF のQSL card だった。 「別にこれはタダのQSL cardでしょう?」 私は愛想なく答えたが良く見ると 「160m 1st ever 」とマジックインキで書いてあった。

「エ!では彼は160mで1st JAでは無く2番目とか3番目なの?では他に1st JAがちゃんと居るという事?」

「そう言う問題じゃ無いんだ、こんな局と160mで全くQSOしていないのに、こいつからは毎週QSLが送られてくるんだ。それも毎回$20も入れてだぜ、
一体どういう了見なのだ、このJAは!」 えらく興奮して同じ日本人だからと、私を攻めてくる感じで言うのです。

・・・んん、、、確かJA5DQH、JA3ONBが160mで120カントリー位のときダントツの160カントリー位のJA topの局が居ると聞いたことがあった、それはJA1GTFとかのcallだった様な・・・ん そう言えば JA160m top DXerの間で、突然160mへ出てきて、いきなり珍局のcallを打って339のレポートを送る、でも、直ぐ引っ込む、しかし、その相手局はJAの誰もが聞こえない。・・そんな話を聞いたことが有る。それがこのQSLの送り主JA1GTFかも・・

「こいつは俺を馬鹿にしているのか?毎週、毎週160mでJAとQSOできればDXに苦労は無いわ。」


   
160m WAZが誇らしげのFM5WD ルシアンのshack


 彼、FM5WDは「毎晩トランシバーを抱いて寝る。XYLの乳房よりダイヤルをいじるのが好き。」と、ローカルから最大限に冷やかされる位DXが好きです、そして特にLow Bandに掛ける情熱は並外れています。 それだけにカリブ海からみた160mのJA QSOの困難さ、イヤ不可能に近い難しさを重々承知しています。 だからこそ「$20で珍局のQSL cardを買おう。」と、勘ぐられてしまうJA1GTFの行為に相当憤慨している様子でした。 また、彼がそれに応じる局と見られてしまうのがとても許せない、と言わんばかりの迫力に私は圧倒されてしまいました。




中央がFM5WD,その左がFM4EB、向かいが私。





 そういう訳で私の手元に証拠品として2枚の 
JA1GTF 160m 1st Ever FM と証するQSL cardがあります


     





アマチュア無線居k免許情報(平成19年12月01日現在)

免許の番号

*****

識別信号

JA1GTF

氏名又は名称

*****

免許人の住所

*****

無線局の種別

アマチュア局

無線局の目的

アマチュア業務用

運用許容時間

 常 時

免許の年月日

15.4.11

免許の有効期間

20.4.10まで

通信事項

アマチュア業務に関する事項

通信の相手方

アマチュア局

移動範囲

陸上、海上及び上空

無線設備の設置/常置場所

 

電波の型式、周波数及び空中線電力

          A1A           

        1910 kHz

         10   W

3HA                     

      3537.5 kHz

         10   W

3HD                     

        3798 kHz

         10   W

3HA                     

        7050 kHz

         10   W

2HC                     

       10125 kHz

         10   W

2HA                     

       14175 kHz

         10   W

3HA                    

       18118 kHz

         10   W

3HA                    

       21225 kHz

         10   W

3HA                     

       24940 kHz

         10   W

3VA                     

       28.85 MHz

         10   W

3VA                     

          52 MHz

         10   W

3VA                    

         145 MHz

         10   W

3VA                    

         435 MHz

         10   W




これらの記録を見てみますと既に20年前にJA-FMと160mでQSOした、とQSLを請求したOM JA1GTF が居たことです。それも2週間連続でQSO!
そして最初はクロスバンドでQSOそして1週間後の2回目は同一BandのQSOと分かります。

また、免許情報を見るとこの1987年当時はQSL cardを見ると500W 局(DC 1kW)であり、現在は10W 局と分かります, 160mは馬力が居るからと年々
パワーアップを図るのがLow Band競争の常ですがその常識に逆らうかの様に500W-10W へパワーダウンです。流石super OM
流石やることが違う!と正に驚嘆で並みの人ではありません。










  私はその後カリブ海からWへ戻ってCT州にあるARRL本部のDXCCのDeskを訪ねます。当時の担当はW3AZDです。彼との会話はおおよそ以下の様なものでした。

「こう言うNO-QSO QSLcardでもDXCCにCrditされるのか?」

「DXCCはQSO の有効性をQSL cardで確認している。QSLが提出されればそれはQSOが成立したものと見なしている。」

「では、$集めのQSL-MGRがQSOなど確認せずに出したQSLも有効ということか?」

「それを見分けることが出来ない以上認めざるを得ない、基本的にDXCCは最初にスポーツマンシップのフェアー精神を求めていることを理解して欲しい。」

「LowBandの場合お互いがQSLを欲しいカントリーだとNO-QSO、QSL交換が成り立つ要素が有るのだが・・」

「残念ながらそれを見分ける方法が無い。」

「ではNO-QSOでクレジットされているカントリーを取り消させるにはどうすれば良いのか?」

「QSLcardの交信相手に’このQSOは成立していない。’旨を書いてもらい提出して欲しい。」

「そのような局にペナルティーは有るのか?」

「その様な局は今後我々DXCCのプログラム参加できなくなる。」



 このARRLでのInterviewの後 再びカリブ海へ戻りFM5WDにその旨書いてもらったのがもう1枚のJA1GTFの「160m 1st ever FM」とののQSL cardです。
そこには「I never QSO with him。」とFM5WDによって書かれれています, これをDXCC て提出し「JA1GTF DXCC会員資格剥奪」
を申請したらDXCCはどう出るでしょうか? また、JA1GTFは自らのQSOの真実をどの様に証明するのでしょうか?  

「まー!君!細かいことは言わずに大体Low Bandではレポートが合っていないいなくてもQSLは請求する、そんなことは皆やっていることだから五十歩百歩さ、
こんなのローバンドの常識だよ、所詮は単なる趣味の遊びの世界なんだから・・・実際に他DXerのどこからも20年以上もクレームが付いていないのだし、
結局160mではDXCCではもう公然と認められていることなんだから・・」 とでも言うのでしょうか?

 DXCCも自らDXCC入会規則の基本である「交信した。」との解釈を一体何処まで緩やかな判断をするのでしょうか?

 昔のFEDXPの会員が大反対した7J1の様に・・「規則に会わないが特別に認める。」 とか、政治的判断が優先するのでしょうか? 

疑惑と疑問が次々と出てくるQSL cardです。





2007年時流を漢字であらわす文字として
「偽」が選ばれました。
食品業界の偽者横行にはあきれるばかりです、この風潮は同じ日本人としてDXCCの世界でも同様なのでしょうか? 
利益追求は企業の本心、当然企業として利益の為なら何でもする、
DXの世界の(エンティティー)を増やす為ならなんでもする、との考えと、どの様に違うのでしょうか?
食品業界(DX世界)でも老舗(オーナーロール)と言われる店(OM)も何十年にも渡って消費者(ARRL,US-CQ)を騙し続けてきました。
通常のバンドで全カントリーQSOは当たり前の時代です、だからこそ160m,6mのDX-QSOは憧れの的でありOMのテクニックの
見せ所です。それ故に「後ろ指」刺されないQSO-QSLで実績を争ってもらいたいと「Unlimeted」はやめて欲しいと願うことは
、DX界では馬鹿にされるだけなのでしょうか?




 「6m。疑惑のQSL 」へ
6mでもJA1GTFは活躍。