不都合な真実。
Super OMの6m DX QSO
保険QSOの実態。
25SEP.2007
JA 6mDXえerの憧れのカントリーを飛ぶLIATの飛行ルートマップ。
太陽が微笑む12年に1回の一瞬のオプニングに掛ける6mDXerのたくましい情熱。
この瞬間を逃したら二度とQSOできないかも知れないとの恐怖の現実、その対象がカリブ海、アフリカの局となればそのスリリングな思いは極限まで達します。
それゆえに限度を超えたドグパイルアップ・・そのあまりの凄さにコールバックさえかき消されます。力が全ての世界に陥ります。
何とかQSOできたと思うのだがその結果に自信が無い、すると心の弱い人は保険QSO(同じ局と何回もQSOする事)へと走ります。 しかし極度に短い時間のオープンです、もし同一人がQSOを2度行えば当然他の局がQSOするチャンスは確実に減ります。 6mでは二度とQSOのチャンスさえ訪れないかもしれません。 それゆえに雑誌に登場するSuper OMはその保険QSO行為を厳しく戒めています。
しかし真実はどうなのでしょう? HI8Wのログに見るJA-OMの
「不都合な真実を」レポートします。
HI8Wのオリジナルログのコピーです。
orijinaru
このオリジナル ログを基にDupe Chackを掛け、並べ替えてみました。
Hi8W Log | ||
Dupe check | ||
1 | JA1BK | ? |
2 | JA1BK | ? |
3 | JA1ELY | ? |
4 | JA1ELY | ? |
5 | JA4MBB | ? |
6 | JA4MBM | ? |
7 | JA4MBM | ? |
8 | JH0PYF | ? |
9 | JH0PYF | ? |
10 | JH1ECU | ? |
11 | JH1ECU | ? |
12 | JH1LSJ | ? |
13 | JH1LSJ | ? |
14 | JA1QIY | |
15 | JA1RFF | |
16 | JA1RI | |
17 | JA1RJU | |
18 | JA1ROW | |
19 | JA1UIU | ? |
20 | JA1UIV | ? |
21 | JA1VOK | |
22 | JA1WUN | |
23 | JA2AAX | |
24 | JA2DDN | |
25 | JA2FTL | |
26 | JA2KTH | |
27 | JA2MJO | |
28 | JA2VFH | |
29 | JA3RQ | |
30 | JA7?VI | |
31 | JA7BZU | |
32 | JA7SSJ | |
33 | JA7UIT | |
34 | JA7WSZ | |
35 | JA8GVQ | |
36 | JA9IPF | |
37 | JE1BMJ | |
38 | JE1CCJ | |
39 | JE1CUS | |
40 | JE1VOW | |
41 | JE2FTL | |
42 | JE2IIH | |
43 | JE2KCP | |
44 | JE2KDN | ? |
45 | JF1IRW | |
46 | JF2EEK | |
47 | JF2KOZ | |
48 | JG1TSG | |
49 | JG2BRI | |
50 | JH0HZO | |
51 | JH1CSJ | |
52 | JH2GOZ | |
53 | JH3RHQ | |
54 | JH4IUO | |
55 | JH4JQO | |
56 | JI1DLZ | |
57 | JI1DQH | |
58 | JI1HHX/2 | |
59 | JI1NEA | |
60 | JI2CCF | |
61 | JJ1PXZ | |
62 | JK1PWC | |
63 | JL1MSO | |
64 | JN1GTG | |
65 | JN1JFC | |
66 | JR1CSA | |
67 | JR1MFR | |
68 | JR2BEF | |
69 | JR2DQN | |
70 | JR2KCP | |
71 | ??? ZAW | |
72 | A7MSB | |
10月20日 | CW0L |
以上の結果のように2回QSOした局(所謂保険QSO)が浮かび上がってきます。
でもそのコールサインを良く見るといずれも誰もが知っている、DXCCのtopにランクされ日頃雑誌等でDX論を展開している様な有名なSuper
OMです。
QSOパターンをみると、ひとまずQSOして一局置いてからまた呼んでQSOする、とのパターンです。 結果72
QSOの中5QSOが保険QSOと推測できます、
この結果5局はカリブの珍局を逃した可能性は否定できません。
これではSuper OMの日頃の雑誌の主張と実際の行動は全く異なる事になります。 そんな事は気にしない、「有言実行」とは無関係の世界に彼らは居るのでしょうか?
アマチュア無線雑誌の読者としては疑問を持たざるを得まません。
また、ログを見ると有名なコール似ているコールも見受けられます、でも相手は完全にJAのコールを確認していないのですからDXCCルールから言えばこれではQSOが成立していませんから彼はQSLは取得できないでしょう。 それでも彼らはQSLを請求したのでしょうか? また、ログに無い1字違いのミスコピーはQSLを発行しないとの見解を発表したOMさんが居ましたが、この様な場合、請求もしないが発行もしないのでしょうか?
ぜひ答えを知りたいところです。
HJの表紙を飾る、JA1BK Super OM。
当然! DXCC オーナーロール
6mでもtop DXer。
JA1BKの名著、DXs最高峰のDXCCルールとDXerの
有るべきマナーの解説が・・
兄弟編 :「6m.疑惑のQSL」 もご覧下さい。
jump